日本ではお葬式の際には仏教の形態をとったものが一般的です。しかし、仏教といっても多種多様な宗派が存在し、宗派ごとにも葬儀の特徴があります。ここでは3つの宗派の特徴を上げさせていただきます。

①浄土宗
浄土宗の葬儀の特徴として知られるのは「念仏一会」です。これは、参列者一同で南無阿弥陀仏の念仏を唱えるというものです。念仏一会には阿弥陀仏による救いを個人が受けられるようにするという意味があり、一定時間唱えることが一般的となっています。

②浄土真宗
浄土真宗では死を迎えると同時に、故人の方は阿弥陀如来によって極楽浄土へと導かれています。したがって、阿弥陀如来に対する礼拝が葬儀の特徴であり、故人の方に対するものではないことに注意する必要があります。このような背景からその他の葬儀で行われるような授戒と引導がおこなわれないということも覚えておきましょう。

③日蓮宗
日蓮宗の場合、最も重要なものが南無妙法蓮華経のお題目を唱えるということです。これは故人が霊山浄土と呼ばれる場所へと旅立つためのものであり、したがって葬儀の際にも一同でお題目を唱えます。

渡邊葬儀社では、皆様の大切にされている故人の方が安らかに旅立つことのできるよう、真心を込めて日々お葬式のお手伝いをさせていただいております。喪主の経験は人生でもほとんどないものであり、ただでさえ精神的にも体力的にも辛い中、お葬式の準備をするのは大変な困難を伴います。そうした際には、おひとりでお悩みにならずまずはお気軽にご相談ください。どんな些細なご相談であっても、満足のいく旅立ちのために全力でお手伝いさせていただきます。