葬儀には宗教や宗派によって様々な作法が存在しています。天理教も例外ではなく独特の作法があります。特徴としては、天理教では葬儀とは神様からお借りしていた人間の体を神様にお返しすることで、魂は次の新しい体が見つかるまで預かっていただくための儀式であると考えられています。したがって、魂を移す「みたまうつし」という儀式が重要視されており、それを念頭に置く必要があります。

基本的なお葬式自体の流れは通夜の翌日、告別式・葬儀を行うといった形で一般的なものと大きくは変わりません。しかし、通夜の中にみたまうつしの儀式があるため注意を払う必要があります。こちらが最も重要な儀式となるため、自然とこちらに参列者が集中する場合があるからです。

そのほかの作法としては、香典を玉串料と表します。これは神道に強い影響をうっけているためとされています。また、参拝の手順は二回礼を行いその後4回の拍手、1回深く拝み再び4回拍手したのちに軽い礼を一回行うものになっています。このような手順はいざというときに忘れてしまいがちなため注意が必要です。

渡邊葬儀社では、皆様の大切にされている故人の方が安らかに旅立つことのできるよう、真心を込めて日々お葬式のお手伝いをさせていただいております。喪主の経験は人生でもほとんどないものであり、ただでさえ精神的にも体力的にも辛い中、お葬式の準備をするのは大変な困難を伴います。そうした際には、おひとりでお悩みにならずまずはお気軽にご相談ください。どんな些細なご相談であっても、満足のいく旅立ちのために全力でお手伝いさせていただきます。