葬儀にお坊様をお呼びして、お経をあげて御供養いただくのは日本においては一般的です。それらのお礼がお布施です。地域や宗派でもお布施の金額は違うものですが、一回お招きしてのお経をあげていただくと5万円から7万円程度が相場と言われています。おおよそ葬儀の一連で枕経、通夜、葬儀、釜前、還骨法要、初七日の6回です。30万円から50万円程度が相場になります。これに戒名まで合わせると、10万から30万円が加算されます。なにが読まれるかは宗派によっても違いますので、「なに」と決めつけるのは難しいものです。日本では比較的多い浄土宗の場合には香偈、三宝礼、懺悔偈、真身観文、回向、降魔偈、摂益文、通夜回向、総回向偈、同唱十念、総願偈を通夜の基本とし、葬儀差定は四奉請、懺悔偈、根本陀羅尼、本誓偈、歎佛偈、下炬、開経偈、歎佛頌、摂益文、念仏一会、回向、総回向偈、同唱十念、総願偈です。お葬式の進行にそって読まれています。
渡邊葬儀社(江東区、墨田区/江戸川区、葛飾区)|葬式で読まれるお経について